
遍照山 覚樹院 高野寺は和歌山市元寺町にある高野山真言宗の寺院です。
高野山と紀州藩との国交拠点になった寺院で、「七丁目のお大師さん」として昔から毎月二十一日には大勢の参拝者が訪れます。
境内には、豊かな木々と修行大師像、ぼけよけ地蔵尊、水かけ地蔵尊など様々なほとけさまが出迎えてくださいます。
現代では日々の忙しさのあまり、心のゆとりを持つことが難しくなっている様に思えます。
当寺の「お大師さん」にお参りしていただきまして日々の心の疲れ、日常の生活で忘れがちなのありかたを取り戻していただければ幸いです。
合掌
当山は慶長年間、興山寺勢誉法印の開基にして初代紀州藩主 浅野幸長公の命により保田の庄梁瀬の里より現在の地にうつす。
高野山行人方と紀州藩との国交拠点になった寺院で、高野山輪番所として紀伊国名所図会に伝わる。
本尊の厄除弘法大師は大師42歳の御時に自ら彫った像とされる、不蒔菜(まかずな)の大師と呼ばれ、大変な飢饉の時に、この尊像に手をあわせると菜っ葉が生え大師尊像の霊験尊徳により、民衆が救われたという。
先の空襲の戦火にも難を逃れ、益々この大師の霊験を頼りに毎月21日には大勢の参拝者が訪れます。
高野山真言宗 遍照山 覚樹院 高野寺
〒640-8008 和歌山県和歌山市元寺町北ノ丁18
TEL. 073-422-4207
FAX. 073-432-5764
南海線和歌山市駅正面を出て、北通りを東へ約10分。本町4丁目バス停を越え左へ入る。
和歌山インターチェンジから西へ約5km。※駐車場約30台
南海線和歌山市駅・JR和歌山駅より、和歌山バス本町4丁目バス停下車徒歩約2分